世界って何だ
哲学みたいなタイトル。
世界観って、創作ファンタジーを考えるに当たって多分キャラクターと同じくらい真剣に考えるところだと思う。少なくとも私はそうだ。
ファンタジーにもいろいろ種類があるけれど、中でもハイファンタジーは一世界まるごと作らねばならないわけで、いわば神の所業にチャレンジしていることになる。
大雑把にファンタジーというと、
・魔法がある
・魔物がいる
・人間以外にエルフ・ドワーフ・精霊のような人間と同等あるいは人間より上の知能があって意思疎通ができる種族がいる
・神様がいる
とか、『これはファンタジーなんだな』と認識するための共通項がある気がする。
特に私はうっかり創世から始めてしまう勢なので、神様はどうしてその世界を作ったんだろう……って考えてしまって先に進まなくなる。
全知全能たる存在の神が作ったにしてはポンコツすぎないか、世界。
転生ものの女神様なんか、次にどこにどんな奴が生まれるかまで操れるのだから、魔王も神様が作ったんじゃないのか。
いや待てよ。魔王を神様が制御できないとなると、魔王の存在はエラーってことだろうか。つまりバグ?
神様ってSE?
もしくは、生物担当神・魔物担当神・自然担当神みたいに部署が分かれているのだろうか。
魔王は生物担当神の管轄外だから制御ができないのではないか。
魔物担当神と仲が悪くていじめられてて、そのせいで人間が滅ぼされようとしてるのかもしれない。
やだ……創世ってブラック企業……?