魔法世界の下着
前回、ファンタジー世界における衣服の素材の話をしていたのだけど、
衣服の話をしたら、もちろん下着の話も考えねばならないと思う。
ハーレム系の異世界ものは大体女の子の服が露出多めで、近接職でもスカートはいてたり急所であるところの胸元やお腹が大きく開いていてりして危なっかしい。
いや、もちろん華やかな見た目のほうが映えるからというビジュアライズするにあたっての都合だというのは大いにわかるので、魔法の力で防御を上げて頂いて一向に構わないのだけど。
しかし。
女の子がパンチラしたときに見えるぱんつが、概ね現代人が履いているものと同じだと、前回と同じ感想を抱いてしまうのだ。
そのぱんつには伸縮性があるのか……?
やはり伸縮性のある編み方をされた生地を使ってあるのだろうか。
前回考えたように、伸縮性のある皮を持つ魔物がいて、衣類の素材とされているとしても、本来は倒すべき悪とされている魔物の皮に大事な部分を守らせるというのはなかなか抵抗感がある気がするのだけれども。
あと、下着が白いと「冒険中は洗濯できる機会も少ないし替えもたくさんは持ち歩けないだろうに、そんな汚れが目立つぱんつで大丈夫だろうか」とか心配してしまう。
尻餅ついたらぼろぼろになってしまうやん?
それと、ブラジャーについても気になる。
さすがに夜のお仕事をしているようなキャラクター以外はあまり装飾のあるブラを付けている描写は(私が見ている限りでは)ないように思う。
そもそもスッゲー揺れていたり乳首が浮いていたり、ブラしてないんじゃないかという疑惑も大いにあるのだけど、それはそれで問題だ。
ブラもせずあんな激しい動きをしたら、早々に乳が垂れてしまうのではないか。
というか、ブラをせずに服を着ると乳は潰れるし腋に流れるので、あんな綺麗な形と大きさを保てないと思う。
ブラトップとか現代の水着みたいに、装備に直接カップが付いていてホールドされていればいいのだけれども……。
いや私は何の心配をしているのだろうか……。
あと、くつした。
くつしたは履いているのだろうか。
あれも言ってしまえば下着の一種だ。
冒険者といえば革靴!という感じだから、くつしたを履いていないと蒸れまくりではなかろうか。
ハーレムものの勇者の足が臭かったら女の子たちもちょっとエッてなってしまうだろう。
防御と一緒に通気性も確保するなんかすてきな魔法が掛かっていてほしいと願ってやまない。